台風にも地震にも負けない頑丈な家にするためには?

災害が多い日本で、頑丈な家を建てたいと考えている方は多いでしょう。
一方で災害に強い家にするためにはどうすべきか知らない方も多いと思います。
そこで今回の記事では、災害に強い家にするためのポイントを解説していきます。

□災害に強い家にするために考えたいポイント

まずは、災害に強い家にするためのポイントを紹介していきます。

1つ目は、後から変えられない点はよく検討しておくことです。
構造や家を建てる土地は、後から変えることはできません。
一方で土地・構造は地震に強い家にするために大切なポイントです。
そのため、設計時に慎重に検討していくことが大切です。

2つ目は、地震以外でも有用なものを優先して取り入れることです。
たとえばシャッターは、台風による飛来物からガラスを守るという点で災害に強く、一方で盗難から車を守るといった、普段の生活でも非常に有用なものです。
太陽光発電は災害時の停電対策になるだけでなく、日々の光熱費の節約にもなります。
災害時以外でも役立つものは、優先して取り入れていきましょう。

まとめると、以下のようになります。

・後から変えられない構造や家は慎重に決める
・日常生活においても有用なものを取り入れる

□巨大台風に強い家

ここでは、どのような家が台風に強いのかを紹介していきます。

突然ですが、台風が多い場所として「沖縄」はとても有名です。
沖縄ではどのような家が多いでしょうか。

実は、沖縄の家の70パーセントは鉄筋コンクリートで作られています。
鉄筋コンクリート住宅は台風などの暴風雨に圧倒的に強いです。
かつ長持ちするので、沖縄では積極的に利用されています。
法定耐用年数は鉄筋コンクリートが47年、鉄骨造が27年、木造が22年であることからも、その耐用性の高さが見てとれます。

また、鉄筋コンクリートはシロアリに対しても強いです。
木造よりもイニシャルコストは高くてもランニングコストが低いので、沖縄で利用率が高くなっています。

一方で台風による被害の心配があまり必要のない地域では、木造住宅が適しているともいえます。
もちろん木造住宅にも鉄筋コンクリートには無いメリットが沢山あります。
自分たちの環境に合ったものを選ぶと良いでしょう。

□まとめ

災害に強い家にするためには、「検討の段階で災害に強い土地・構造にすること」「日常生活でも有用なものは取り入れること」の2点が大切です。
また、自分たちの環境に合った家にするという観点も必要です。

PageTop