高気密高断熱住宅は乾燥する?対策とおすすめの加湿器の種類をご紹介!

高気密高断熱住宅にお住いの方で、「冬場の乾燥が気になる」というお悩みをお持ちの方は必見です。
乾燥対策は住みやすさのために必ず考えておきたいところです。
そこで本記事では、乾燥対策と加湿器をご紹介していきます。


□高気密高断熱住宅での乾燥対策とは?


1つ目は、「加湿器を付けること」です。
乾燥対策と聞くとまず思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

高気密高断熱住宅でも、加湿器は有効です。
すでに持っている方は、ぜひ活用しましょう。
お持ちでない方は、部屋の大きさに合った加湿器を購入しましょう。

2つ目は、「洗濯物を室内で干すこと」です。
濡れた洗濯物を室内干しすれば、洗濯物が乾くのと同時に部屋の加湿を行えるので一石二鳥です。
また、洗濯物が室内で良く乾くのは、高気密高断熱住宅の特徴の1つです。
そのため、この方法は高気密高断熱住宅にとても合ったものであり、おすすめです。

3つ目は、「暖房の設定温度を下げること」です。
暖房の温度が高いと、その分乾燥しやすいことをご存じでしょうか。
したがって、可能な範囲で暖房の温度を下げるのも、乾燥対策になります。
部屋がどうしても寒い場合は、加湿器を買ったほうが良いかもしれません。


□加湿器のタイプと特徴をご紹介!


乾燥対策として、加湿器の使用をご紹介しました。
そこで以下では、加湿器についてタイプごとの特徴をご紹介します。

1.超音波式加湿器
超音波によって水を細かい粒子にし、加湿を行うタイプの加湿器です。
消費電力の少ないですが、加湿量が多く、熱くなりにくいです。
一方、水道のミネラル分も噴射される、手入れ不足の場合は雑菌も噴射されるといったデメリットがあります。

2.加熱式(スチーム式)加湿器
水を加熱させて水蒸気化する、非常にシンプルな加湿器です。
消費電力が少なく、熱によって殺菌もできるというメリットがあります。
一方で熱い蒸気が出るので小さいお子さんがいる方は注意が必要で、ミネラル分も噴射されます。

3.気化式加湿器
濡らしたフィルターに風を当てる方式の加湿器です。
消費電力が少なく熱くもなりません。
また、「室温が低いと加湿量が減り、高いと加湿量が増える」という特徴は、高気密高断熱住宅に適しています。
ただし、定期的な手入れが必要です。

□まとめ

高気密高断熱住宅における乾燥対策は、以下の3つです。

・加湿器
・洗濯物の室内干し
・暖房の設定温度を下げる

また、当記事では加湿器の紹介もしました。
加湿器を選ぶときは、部屋の大きさに合ったものを選びましょう。

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