注文住宅の内装の色はどうやって決める?内装を考える際の手順もご紹介!

注文住宅において、内装にどのような色を使用するかはとても重要なポイントです。
しかし、中にはイメージが湧かない方や、色選びで悩んでいる方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、内装の色決めの基本や、その手順について解説します。
ぜひ、参考にしてみてください。

□内装の色決めの基本とは?

ここでは、内装の色を決める上で基本となるポイントをご紹介します。

まず1つ目は、ベースカラーです。
内装のベースカラーとなるのは、床や壁、そして天井といった部分です。
空間の印象を決める中心となる色であるため、色決めの中でも特に重要となります。

ベースカラーには、アイボリーや白、明るいグレーやブラウンなどが挙げられます。
あまり塗り替えをしない部分でもあるため、長年使用しても飽きない色であることや、他の色との組み合わせが効くことを考慮しましょう。

2つ目は、アソートカラーです。
アソートカラーには、ベースカラーのサポートをする役割を持っています。
主張しすぎず、配色をコントロールしてくれる色を選びましょう。

家の中で言うと、カーテンやベッドカバー、そしてラグマットなどがあります。
比較的大きな面積を占めるため、目立ちやすい色だと言えます。

3つ目は、アクセントカラーです。
統一感のある色だけでは物足りない場合、アクセントカラーを取り入れることでおしゃれさが増します。
例えば、お花や絵画、クッションや雑貨など、ディスプレイとして利用するものに取り入れると、模様替えも簡単にできるのでおすすめです。

□内装の決め方の手順をご紹介!

内装自体、どのように決めていけば良いのか分からない方もいらっしゃいますよね。
続いては、内装を決める手順について解説します。

まずは、事前にたくさんのデザインを見て吸収します。
自分の理想とするデザインはどれか、どんな内装にしたいのかを具体的にイメージできれば、その後の工程が楽になります。
たくさんのデザインを見て、良いと思った工夫を吸収しておきましょう。

続いては、家族で意見を交わしておきます。
家族も一緒に暮らす家であるため、家族全員で意見を共有し合うことも大切です。
家族それぞれの希望を取り入れられたら尚良いですが、難しい場合はお互いに優先順位を決めるようにしましょう。

その後、床の色や材質を決めます。
内装を決める段階に入ったら、まずは床から決めるようにするのをおすすめします。
フローリングが決まれば、家具や壁の色も決めやすくなります。

そして、床、天井、壁の色や材質が決まった後に、設備や家具、そして照明決めに取り掛かります。
この時点で内装のベースとなる色はすでに決まっているため、ベースカラーに合う色やデザインで決めると良いでしょう。

□まとめ

今回は、内装の色決めの基本や、その手順について解説しました。
内装の色は、普段目にする場所であるため、後悔しないためにも慎重に決めることが大切です。
当社では、お客様のご要望に合わせた住宅を提供しますので、お気軽にご相談ください。

介護しやすい間取りとは?実例もご紹介!

注文住宅をお考えの方の中には、将来のことを考えて介護しやすい間取りにしたいという方も多いのではないでしょうか。
介護しやすい間取りにすることで、自分が介護するだけではなく、介護される側になった時も安心できます。
そこで今回は、介護しやすい家にするためのポイントや、間取りの実例をご紹介します。

□介護しやすい家にするには?

同じ家に長年住み続けることを考えると、介護しやすい家としてバリアフリー化にするのも一つの方法です。
ここでは、バリアフリー化にした住宅で気を付けるべきポイントをご紹介します。

1つ目は、全ての段差を解消することです。
家の中にある全ての段差を無くし、完全なバリアフリー化にしましょう。
家の中で車椅子を使用する場合や、家族に足腰が弱い人がいる場合は、少しの段差でも危険が生じます。
介護する側もされる側も共に快適な空間にするには、家の中の段差を全て無くすことをおすすめします。

2つ目は、転倒を予防することです。
段差以外にも、転倒する危険性のある場所は家の中にたくさんあります。
例えば、お風呂場やトイレ、玄関、そして廊下などです。
そういった場所には手すりを付けて、転倒を予防しましょう。

3つ目は、温度差を無くすことです。
家の中の温度差を無くすことで、ヒートショックの予防に繋がります。
それだけでなく、カビやダニの発生も予防できるため、快適な空間作りへと繋がります。

□介護しやすい家の間取りをご紹介!

実際に介護しやすい家を建てた方の実例を元に、おすすめしたい間取りをいくつかご紹介します。

1つ目は、キッチン側からもリビング側からも車椅子で入れる広々としたトイレです。
トイレの大きさや、トイレに行きやすい間取りを考えることで、車椅子の人でも自分でトイレに向かいやすくなります。
また、跳ね上げタイプのトイレ用の手すりや汚物流しを完備することで、より安心してトイレを利用できます。

2つ目は、引き戸タイプの玄関ドアです。
玄関を引き戸タイプにすることで、車椅子でも簡単に入れます。
また、玄関を広めに作ることで、より介護しやすくなるでしょう。

3つ目は、ベンチカウンター付きのお風呂です。
1人で入浴する時も、誰かと入浴する時も、ベンチカウンターがあると座って身体が洗えるのでとても便利です。
座りながら洗うことで、お風呂場での転倒も防げます。

□まとめ

今回は、介護しやすい家にするためのポイントや、間取りの実例をご紹介しました。
介護しやすい家づくりは、人を介護する上で大切ですが、介護される側が1人で行動できるような工夫も必要です。
介護者と介助者、どちらの意見も取り入れた家づくりを行いましょう。