暮らしやすい家の条件とは?ポイントをご紹介します!

注文住宅で最重視したいポイントは暮らしやすさですが、暮らしやすい家にするためのポイントを知らない方は多いです。
そこで今回の記事では暮らしやすい家にするためのポイントの紹介と、生活動線・家事動線の解説をしていきます。

□住みやすい家の条件とは

住みやすい家の条件は4つあります。

1つ目は、快適な環境です。
良いデザインの家でも、暑かったり寒かったりしていては良い家とは言えません。

快適な環境を作るために注意したい点は以下の通りです。
これらは目に見えないため後回しにされがちですが、必ず考慮しましょう。

・住まいの断熱性、気密性
・換気性能

2つ目は、効率的な動線です。
動線が効率的であれば、家事の効率化や生活の際の移動時間の効率化が達成できます。
動線全てを考慮することは難しいかもしれませんが、なるべく密集しない、短い動線にすることが大切です。

3つ目は、十分な収納量です。
収納不足は、住んでから悩みの種となる要素です。
したがって、住み始める前から収納量は十分検討しておく必要があります。

居住空間・収納スペースのバランスも、難しい問題です。
屋根裏や階段下といったデッドスペースの活用も視野に入れる必要があります。

4つ目は、ライフスタイルの変化への対応です。
マイホームには数十年住むので、数十年単位の視点で住環境を考える必要があります。
若いときの状況のみを考慮して老後住みにくい家になっては、元も子もありません。

ライフスタイルの変化に対応できる家にするためには、まずは何年暮らすのかについて考える必要があります。
その上で工夫を考えましょう。
たとえば子供部屋をリビングの隣に隣接させ、子供が巣立った後は壁を撤去してリビングを広くするといった工夫が挙げられます。

□生活動線と家事動線とは?

生活動線は、家の中で人が生活するときに通る道を線にしたものです。
中でも洗濯や料理といった家事をするときに通る道を線にしたのが家事動線です。

動線が密集する場所としては、洗面所やリビングが挙げられます。
これらの場所では渋滞が起こりやすいです。
朝の忙しい時間帯に洗面所やトイレで渋滞が起こると不便です。
したがってそのような渋滞が起こらないような工夫が必須です。

□まとめ

暮らしやすい家の条件は、「快適な環境であること」、「動線が効率的であること」、「収納量が十分であること」、「ライフスタイルの変化に対応できること」です。
以上の条件を満たす家を目指して、検討段階から準備していきましょう。