ダウンフロアのメリットとデメリットとは?後悔しないために知っておきましょう!
ダウンフロアはおしゃれですが、当然デメリットも存在します。
後悔しないためには、ダウンフロアについて多面的に検討しなくてはいけません。
そこで今回の記事では、ダウンフロアのメリット・デメリットをそれぞれご紹介します。
□ダウンフロアのメリットとは?
1つ目は、こもってくつろげる空間になることです。
リビングを周りから30センチほど下げることで、いわゆる「おこもり感」が生まれ、くつろげる空間を生み出せます。
2つ目は、空間を広く感じられることです。
通常の床面からダウンフロアとなっているリビングを見ると、空間が広く感じられます。
3つ目は、空間に変化が生まれることです。
ダウンフロアでは空間の縦方向に変化が生まれます。
この変化は空間のアクセントになり、遊び心のある空間を実現できます。
4つ目は、段差部分をベンチとして使えることです。
段差部分には腰掛けられるため、来客の多い家では重宝するでしょう。
5つ目は、空間をつなぐ仕掛けにできることです。
たとえばキッチンの床を少し下げると、ダイニングテーブルの高さと同じくらいになり、調理をしながら目線を合わせて会話できます。
□ダウンフロアのデメリットとは?
1つ目のデメリットは、模様替えがしづらいことです。
ダウンフロア時点である程度置ける家具に制限が生まれます。
時々模様替えして気分転換をしたい方にとってはデメリットでしょう。
2つ目は、躓きやすいことです。
若いうちは良いかもしれませんが、老後には大きなデメリットになっている可能性があります。
また、小さいお子さんがいらっしゃる場合もこのデメリットは大きいです。
3つ目は、ロボット掃除機を活用できないことです。
ロボット掃除機は基本的に平面で効力を発揮するため、ダウンフロアがあると効果的でない可能性があります。
4つ目は、寒いことです。
冷たい空気は下に行くため、床下暖房の導入といった工夫が必要です。
他にも、以下のデメリットが挙げられます。
・ほこりが溜まりやすい
・コストがかかる
・ダウンフロアの壁面にはコンセントを設置できないケースがある
・長期優良住宅の認定が起こりにくい
ある意味で現代のバリアフリー化とは逆行してしまいます。
あえて段差を設けるデメリットについてもしっかり考慮する必要があるでしょう。
□まとめ
ダウンフロアにはメリット・デメリットの両面があります。
自分が住宅に求めるものを再確認し、導入の際は多面的に検討する必要があります。